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2022年6月LOBO調査結果(早期景気観測調査)

2022.07.01

LOBO調査は全国各地の商工会議所が参加する全国規模の早期景気観測調査です。

〇業況DIは、コスト増が重荷となり、ほぼ横ばい。先行きは、物価高の長期化懸念から厳しい見方

全産業合計の業況DIは、▲20.3(+0.1前月比ポイント)。新型コロナウイルスの沈静化と需要喚起策により飲食・宿泊関連のサービス業で業況が改善、住宅関連の民間工事が堅調に推移した建設業でも業況が改善した。活動制限の緩和から3ヵ月が経過し、日常生活への回復が見られる一方、資源・資材価格の高騰継続や資材供給の乱れ、円安による輸入物価の上昇等により、小売業では業況が横ばいに留まり、製造業や卸売業では業況が悪化に転じた。業種を問わず、コスト増が続いていることに加え、それに見合うだけの価格転嫁は依然として行われていない。中小企業の景況感は、コスト増が重荷となり、ほぼ横ばいとなった。

〇付帯調査テーマ
・新型コロナウイルスによる経営への影響
・2022年度の所定内賃金(正社員)の動向

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