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2021年11月LOBO調査結果(早期景気観測調査)

2021.12.02

LOBO調査は全国各地の商工会議所が参加する全国規模の早期景気観測調査です。

〇業況DI は、2カ月連続の改善。先行きは、改善見込むもコスト上昇圧力が重荷

全産業合計の業況DIは、▲21.1(前月比+7.8ポイント)。全業種において業況は改善。時短要請や活動制限の緩和に伴い、客足が戻りつつある外食・観光関連のサービス業や、民間工事が持ち直しつつある建設業などで業況改善の動きがみられる。一方で、製造業、卸売業を中心に、半導体不足や部品供給制約による生産活動への影響が継続している。幅広い業種で、鉄鋼などの原材料費や原油価格を含む資源価格の上昇などのコスト増加が続いており、中小企業の景況感はコロナ禍からの回復に向けた動きがみられるものの、力強さを欠く。

〇付帯調査テーマ
・新型コロナウイルスによる経営への影響
・1年前と比較したコスト増の影響
・コスト増加分の価格転嫁の動向

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