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2021年7月LOBO調査結果(早期景気観測調査)

2021.08.03

LOBO調査は全国各地の商工会議所が参加する全国規模の早期景気観測調査です。

〇業況DIは、持ち直しの動きも力強さ欠く。先行きは、変異株への警戒感から厳しい見方続く

全産業合計の業況DIは、▲24.1(前月比+2.6ポイント)。米国・中国向けの需要が堅調な半導体・電子部品関連や自動車関連の製造業が牽引したほか、飲食料品・家電製品など巣ごもり消費に下支えされた小売業の業況感が改善した。一方、緊急事態宣言やまん延防止等重点措置に伴い、営業時間短縮などの活動制約が続く飲食業や観光関連のサービス業では、需要回復・業況改善が見通せず、厳しい状況が続く。また、卸売業を中心に食料品や鉄鋼などの原材料価格の上昇や、物流費のコスト増加の影響を指摘する声は多く、中小企業の景況感は持ち直しの動きがみられるものの、回復に力強さを欠く。

〇付帯調査テーマ
・新型コロナウイルスによる経営への影響
・ワクチン休暇等への対応状況
・正社員の副業・兼業に関する状況

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