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2021年2月LOBO調査結果(早期景気観測調査)

2021.03.01

LOBO調査は全国各地の商工会議所が参加する全国規模の早期景気観測調査です。

〇業況DIは、緊急事態宣言の影響続き、一進一退。先行きは、不透明感続くも、持ち直しを見込む

全産業合計の業況DIは、▲46.8(前月比+2.7ポイント)。中国向けの生産増が続く自動車関連やデジタル投資の増加を背景に需要が伸びている半導体・電子部品関連の製造業のほか、巣ごもり需要により飲食料品や家具家電の売上が堅調な小売業が全体を押し上げた。一方、10都府県における緊急事態宣言の延長に伴う営業時間の短縮やGo Toキャンペーンの一時停止により、客足が落ち込む外食産業や観光産業では苦戦が続く。同業種でも扱う商材などにより好不調が分かれる状況もうかがえるほか、新型コロナウイルス感染対策のコスト増加による収益圧迫などもあり、中小企業の景況感は足元で鈍い動きが続いている。

〇付帯調査テーマ
・新型コロナウイルスによる経営への影響
・事業者向け(BtoB)販売における販売先との取引条件

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