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2020年12月LOBO調査結果(早期景気観測調査)

2020.12.28

LOBO調査は全国各地の商工会議所が参加する全国規模の早期景気観測調査です。

〇業況DIは、感染再拡大により足踏み。先行きも不透明感増す中、慎重な見方

全産業合計の業況DIは、▲46.1(前月比-0.3ポイント)。米国・中国向けの生産増が続く自動車関連や、デジタル投資の増加を背景に受注が持ち直している電子部品関連が牽引したほか、巣ごもり消費に下支えされた飲食料品関連が堅調に推移した。一方、新型コロナウイルスの感染再拡大に伴い、宴会需要が減少した外食産業では売上が低迷した。また、Go Toトラベルの一時停止を受けて年末年始の予約キャンセルが相次ぐなど、宿泊業を中心に幅広い業種で今後の影響拡大を懸念する声が強まっている。持ち直しつつあった中小企業の景況感は、感染再拡大の影響から足踏みし、業況改善に向けた動きは力強さを欠く。

〇付帯調査テーマ
・新型コロナウイルスによる経営への影響
・2020年度の所定内賃金(正社員)の動向

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