お知らせ
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2019.04.10
LOBO調査は全国各地の商工会議所が参加する全国規模の早期景気観測調査です。
○ 業況DIは、一進一退の動き。先行きは懸念材料多く、慎重な見方変わらず
3月の全産業合計の業況DIは、▲16.9と、前月から+1.2ポイントの改善。ただし、「悪化」から「不変」への変化が主因であり、実体はほぼ横ばい。堅調な民間工事を中心とする建設業に加え、春の観光シーズン到来によりインバウンドを含む観光需要が好調に推移した一方、受注が減少した半導体や産業用機械、自動車関連を中心とする製造業の業況感が悪化した。深刻な人手不足の影響拡大や原材料費の高止まり、根強い消費者の節約志向を指摘する声は依然として多く、中小企業の業況改善に向けた動きは力強さを欠く。
○ 付帯調査テーマ
・2018年度の所定内賃金(正社員)の動向
・春の大型連休(10連休)に向けた特別な対応