お知らせ
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2023.09.12
LOBO調査は全国各地の商工会議所が参加する全国規模の早期景気観測調査です。
○業況DIは、個人消費の回復鈍く、ほぼ横ばい。先行きは、人手不足の中、一層のコスト増への懸念高まる
全産業合計の業況DIは、▲8.9(前月比+0.9ポイント)。小売業は、インバウンド需要の回復等で売上が好調な百貨店が牽引し、改善した。サービス業は、夏休み需要で飲食・宿泊・観光業を中心に改善も、物価高や天候不順の影響で力強さを欠いた。建設業は、資材価格の高騰によるコスト増が重荷となり、ほぼ横ばいとなった。また、製造業は、エネルギー価格の高騰によるコスト増で悪化し、卸売業も、国内需要回復の鈍さから引き合いが減少し、悪化した。物価高で内需に力強さを欠く中、原材料・エネルギー価格のさらなる高騰でコスト増が続いている。また、深刻な人手不足に加え、労務費等の上昇分までの十分な価格転嫁も行えておらず、中小企業の業況は横ばいに留まっている。
○付帯調査テーマ
・ゼロゼロ融資利用企業の資金繰りの状況
・2050年カーボンニュートラルへの対応
・電力料金の上昇の経営への影響