お知らせ
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2022.12.01
LOBO調査は全国各地の商工会議所が参加する全国規模の早期景気観測調査です。
○業況DIは、2カ月連続で改善。先行きは、感染再拡大への懸念から厳しい見方
全産業合計の業況DIは、▲16.4(前月比+4.3ポイント)。製造業では、飲食・宿泊業向けの食料品や企業の設備投資需要に牽引され、業況が改善した。建設業では、堅調な住宅建設関連等の民間工事に下支えされ、改善した。また、小売業・サービス業でもインバウンド、全国旅行支援による客足の回復で改善となった。一方、卸売業では、消費者向け商品の引き合いが増加する中、人手不足に伴う人件費増等によるコスト増が足かせとなり、ほぼ横ばいに留まった。資源・原材料価格の高騰や人手不足による受注機会の損失、物価高による消費マインドの低下、十分な価格転嫁が行えていない等、経営課題は山積するも、経済活動は正常化に向かっており、中小企業の業況は改善が続いている。
○付帯調査テーマ
・新型コロナウイルスによる経営への影響
・コスト増加分の価格転嫁の動向